29歳フリーターHSS型HSPの私と上手く生きていこうっていうblog

HSS型HSPという刺激追求型繊細さんの気質の人は、どうすれば日々生きやすい世界になるかを、私の体験から考え、お伝えしていきます。

相手の気持ちを考えてなかったHSP

祖母について改めて思ったのが、何度も同じ質問をしてくることです。祖母は記憶力がいいので恐らく覚えているはずなのですが、私が引越しに戻る日を再度聞いてきました。確認したいんだと思いますが、私的にはまた戻って引越しというめんどうなことを思い出したくないので「まだわからんー」と答えたのですが、察してくれません。ちゃんというまでこっちの答えを待っているのです。見かねた母が「まだちゃんと決まってないねん」と言ってくれました。いつものように空港まで見送りがしたいのでしょうか、見送りに来られてもまた対応がめんどうだし、ストレスが溜まるのでして欲しくないです。笑

私も祖母と同じように、以前は自分の興味のまま人に質問をしていました。調子に乗っていました。人の反応を見て「これは聞いてはいけない」という考えは全くなく、ただただ自分の好奇心を満たしたいだけで、他人の気持ちを考えてなかった。「嫌な思いするかな」とは考えなかった。ほんの少し、「人をこっそり傷つけたい、意地悪したい」という気持ちもあった気がします。

周りの人は私を無視したりせず、迷惑ながらも付き合ってくれてたのでしょうか。周りの人と言っても職場関係がほとんどで、切り捨てるようなことはされませんでした。ありがたい、みなさん大人です。だからこれまでずっと続く人間関係がなくて当たり前ですね。

なぜそこまで他人に興味を持つのか、自分の弱さがあったからでした。他人の事を知って「自分はこうだ」「自分はこう考える」などといろんな事柄で他人と比較して勝っていると認識したいだけでした。(いわゆるマウンティングってやつですか)負けていると思えば、突拍子も無い不毛なチャレンジをしようと考え始めて挫折するのがオチなんですが。こうなると負のループにハマって抜けられませんでした。

今は自分がより生きやすくなるために「他人はどういう考え方をするのだろう」「どんな選択をして人生を生きてきたのだろう」と情報収集として他人に興味を持つようになってきた気がします。そう思うと自分の弱さを一旦認めてこれているのでしょうか。現状、家族以外の人間関係は皆無なのでエッセイをよく読んで生きるヒントを得ています。

これからは相手の気持ちを考え、お互いが無理せず心地よくいられる関係を最優先していこうと思いました。そのためには自分が満たされている状態を保つ事、ストレスを溜めない事。まずは身近な家族への接し方から改めて考え直します。当たり前の話ですが、自分の心にストンと落ちて、目の前が開けてきた感じがしました。