29歳フリーターHSS型HSPの私と上手く生きていこうっていうblog

HSS型HSPという刺激追求型繊細さんの気質の人は、どうすれば日々生きやすい世界になるかを、私の体験から考え、お伝えしていきます。

嫌われないようにしなくていいと思ったHSP

年末ですね。

家の近くのショッピングセンターは尋常じゃない人の量になっていて、毎日のように行く私にとっては辛いです。子連れも多くいて、親子の会話が面白いので、私はよく聞いています。勝手に。

先日そんなことお父さんが子供に言わないでほしいなって思うことがありました。

女の子が「さっき買ったメロンジュースさあ」と話を続けようとしたところ、お父さんが「今日はもうジュース飲んだから飲んだらだめだよ」と言ったんですね。

女の子「今日は飲まないっていうかもしれないじゃん!」(怒り気味)

お父さん「その流れでそうなるかなあ。帰ったら飲むって絶対言うじゃ〜ん」(からかい気味)

女の子「なんでそんなこというの〜」(すね気味)

この親子の会話がなんか聞いてて違和感あったんですよね。お父さんはちゃんと子供の言うことを最後まで聞いてあげてほしいなって。子供の言うことがわかったとしても、話を遮らないでほしい。お父さんも子供と同レベルになっていますよね。「先に言ってやったぞ」って感じで。子供はせっかく楽しい気持ちだったのに否定されてからかわれて、嫌な気持ちになってしまうじゃないですか。私はこんな女の子のような、楽しいのに楽しくなくなる経験がよくあったので、「違うよね、帰っても飲まないよね」って女の子に寄り添ってあげたくなりました。親は子供が間違っていたとしても、ちゃんと受け止めるってことをしてあげてほしい。その後でいいこと・悪いことの判別を理解できるように話してほしいと思います。

私が子供の頃、少しでもダメだとか言われたら結構傷ついていました。自分の味方がいない感覚になるんですね。母なら母のことを嫌いになって、おばあちゃんなら受け止めてくれると思って安心を求めに行ったり、でもおばあちゃんもダメって言うこともありますが。

現実は気持ちに余裕がなかったりすると、間違った子供への接し方になるのも理解できます。子育てって大変なんだろうなと思います。

ただ教育して私のような歪んだ性格になってニートになってしまうかもしれないのも事実です。

間違った認識だと気づいたのはつい最近です。一つのことを否定されただけでも全否定されたと思って、嫌われたのだと思っていました。一つの小さな間違いで人って嫌われることはないんですよね。だから義務教育期間はずっと関係性が続くような学生時代が本当に気が気でなかったんです。相手の反応を常に意識しながら、気分を悪くする言動をとってしまったかもしれないから嫌われたと思って、その人の仲間にも嫌われたと思い込む。そして数日ずっとそのことが頭から離れなくて、その人が自分に対して機嫌悪くないと分かったらほっとしてすっごく安心するという。人から嫌われるのが怖くて、本当に嫌だったんですよね。比較的仲のいい友達はそこまでなかったですが、慣れない人とは、一つ一つの言葉を選びながら話するので余計に緊張して、どもったりして、自信なさそうに見えて、相手に違和感を与えていたんだなと思いました。そうすると相手も普通じゃない対応をしてくるから嫌われていると認識してしまったり、勝手に自分の気持ちがアップダウンしてへとへとです。

親がちゃんと寄り添ってくれたり、完全な味方だとか、嫌われることはないという確信が持てていたら嫌われる怖さもなかったかもしれないなと思ったりしました。でもやっと自分の認識が間違っていたことに気づけたので、すぐ嫌われることはないし、嫌われることをそこまで恐れることはないんだって思えます。

よかったよかった。はあ、よかった自分。

今年もお疲れ様でした。来年もひとつひとついきましょう。