キンモクセイに心落ち着く季節
私の地域は昨日くらいからキンモクセイの香りがしはじめました。
キンモクセイって毎年香りますが、私にとってはとても思い出の香りなんです。
小学生2年生くらいの時、私の家と学校の距離は徒歩30分くらいで、友達と登下校していましたが、15分くらいは一人で歩く時間がありました。
いつも早く家に着かないかなあとトボトボ歩いていていると、ふわーっと甘い香りがして、私はなんでなんで星人ですので、この匂いはなんの匂いか帰って親に聞いて、その時に初めてキンモクセイを知りました。あんなに強い香りを放っているのに小さい花なんだなと。
それから登下校はキンモクセイに鼻を近づけて香りをよく嗅いでいました。キンモクセイの前で深呼吸してました。いい香り〜って。
この香りを嗅ぐたびに登下校の時に咲いていたキンモクセイを思い出します。
香りで記憶されていることって多いんですよね。感覚に敏感なHSPさんはよくあるのではないでしょうか。
例えば、詳しくないし嫌いな匂いなのですが、タバコって種類によってぜんぜん匂いが違いますよね。だから街で歩いててふっとタバコの匂いがした時に、公務員時代に我慢していた副流煙ですが、あの上司が吸っていたタバコと同じだ!とか思い出しますね。結構公務員時代は上司が吸っていたんですよね。まあ田舎なんで。
特に農業関係の委員だったある農家さんはめちゃくちゃヘビースモーカーで、話をする度にのどにへっぱりつくような匂いを放っていました。その農家さんがいるのを知らなくても匂いで存在を知るという。この匂いも最近夕方のラッシュ時によく臭ってきます。あの農家さんの匂いだって。
タバコは特に嫌いなので敏感になりがちです。
特に上京してきて毎日タバコの匂い嗅いでるなって思います。道路で吸っている人も多いし、屋外の駅前とかにある喫煙スペースってあるけど、その中にいる人が半端ないから喫煙所スペースの半径20メートルくらいは副流煙まみれです。意味ないやんって、タバコの存在が悔やまれます。
もっといい記憶と香りが結びついていればなって思いますが、思いつきません。なのでキンモクセイは特別な香りなんですよね。
今日もキンモクセイの香りがした時に少しマスクを外して香りを楽しんでみました。
家から出た時に香りがしてもどこに咲いているのかがわからなかったのですが、今日見つけました。そこで深呼吸しようとしたら狭い道で自転車がバンバン通ってきたので諦めました。人が少ない時を狙って深呼吸チャレンジしようと思います。
というふうにこの季節はキンモクセイがささやかな楽しみとなっていて、癒されて、心落ち着くことができます。気温も下がりつつあり外出しやすくなっていますし。
HSPさんは小さな楽しみを見つけてポジティブなことに意識的に目を向けていないといけません。通常モードがネガティブ寄りですから。
日常のちいさな楽しみってもっとあるはずなので考えてみるのもありですよね。
みんなどんなことがあるのかな。よければ日常の小さな楽しみをコメントでシェアしてくれると嬉しいです。
今日もお疲れ様でした。