29歳フリーターHSS型HSPの私と上手く生きていこうっていうblog

HSS型HSPという刺激追求型繊細さんの気質の人は、どうすれば日々生きやすい世界になるかを、私の体験から考え、お伝えしていきます。

父が嫌な本当の理由を考えるHSP

父という存在は今も嫌いです。そして帰省や、これから実家に住むことを考えるとまだ父のことは受け入れられません。

でも一番嫌なのは「父と母が仲良くないこと」なのかなと思いました。母は近い存在なので必然的に母の気持ちを優先したり、尊重したりしている自分がいつもいます。しかし、本などで情報を得た中で「夫婦はどちらが悪いということではない、どちらにも原因と課題がある」ということでした。確かに父も母も素直ではなく、自分の意見を主張して、押さえつけようとします。子供の頃は、父と母の意見が噛み合わなかった時は母が主張し、父は納得せず我慢してことが収まるということがほとんどだった気がします。ですがたまに父の感情が爆発し、壁を蹴って穴を空けたり、母が用意したご飯をひっくり返したりして、力で脅すような行動が目立ちました。その時は小学校低学年だった私は、怖かったし、そのような光景を見て妹と二人泣いていた記憶があります。父はモラハラ男です。近年の行動を見ると、父の意見は必ず母が否定するので、父は先に行動してからどうにもできないという状況を作って母に報告している状況です。もちろんこの時母は不満になります。

例えば、実家で住んでいた時、父が車の「ドライブレコーダーがあった方がいい」という話を持ちかけ、母は「いるのかなあ、、、」と向き合ってなかったことがあります。そして次の休みの日、母と車に乗るとドライブレコーダーがついていたということがありました。こんなことが多々ありました。母が嫌な気分になるから私も一緒に嫌な気分になるんですね。「ちゃんと相談し合ってよ」って思います。父もドライブレコーダーの重要性を母に伝えたらいいのになと。交渉力もコミュニケーション力もないので無理みたいです。父は大工職人なので、とにかく普段からそのようなことは必要ありません。元々は父も母も「多分わかってくれるだろう」という考えがあって、意見が合わなくなった時に、コミュニケーションをすることをせず、「相手が何を思って考えているのか」を分かろうとせず、放置したのではないかと思います。こう考察することで、今やっと少し冷静に脅す行為をした父のことを考えることができています。しかし母も働きながら子育てで必死だったから、考えたりする余裕がなかったんだと思います。うーん、何が問題だったのかな。夫婦おもいやりが完全にないわけではないけど、足りなかった。母の余裕がなくなってコミュニケーション不足が起こったのがきっかけなのかな。母の負担が大きい時代に生まれてきた子供は、このように課題を抱えることが多いかもしれません。

今度帰省したときは母の目線で見るのではなく、フラットな目線で家庭をモニタリングしてみようと思います。やはり家庭の問題って結局永遠と自分に付き纏っている気がするのです。忘れようとか、親の問題だから自分さえよければどうでもいいやと思っていても、心の中にゴミを散らかしたまま、掃除しなきゃいけないのに見て見ぬふりをしているような感じがずっとあって、いつまで経ってもスッキリしない。だから早く掃除したいです。でもまだまだ焦らず、自分が成長してくれば掃除できる日が来るのだと思っています。