29歳フリーターHSS型HSPの私と上手く生きていこうっていうblog

HSS型HSPという刺激追求型繊細さんの気質の人は、どうすれば日々生きやすい世界になるかを、私の体験から考え、お伝えしていきます。

ミュージカルに心動かされたHSP

劇団四季のライオンキングに行ってきました。

ネタバレになりますが、感想はすっごくよかったです。ずっと観ている間ワクワクしかなかった。美術作品をずっと観ている感じで、思い出すだけでもぼーっとしてしまう。ミュージカル俳優の人って当たり前だけど、声が綺麗で聞きやすいんですね。きらきら輝いていました。そしていろんなキャラクターがあってそのキャラクターになりきって生き生きと演じている、感動シーンや、クスッと笑えるシーン、戦いのシーンなどが散りばめられていて飽きません。だから次の展開が気になる。絶妙なテンポで進められていくのかもしれません。そして途中で休憩も入るので、疲れません。自分も笑ったり泣いたり、感情が暴走した2時間40分でした。

 

また、演出もおもしろくって、小道具を使ってそれぞれのシーンをうまく表現しているというところ。パレードみたいに人を舞台に集めるのは簡単ですが、段差を作って仕切りごとに演出を変えていたり前後だけでなく左右の動きを活かしたり、通路から動物の役者さんが登場したりもして。狭い舞台なのに表現方法ってこんなにもあるのかと思いました。

 

あとはダンスも注目して見ていたのですが、バレエのような動きが多く、特にシンバ役のジャンプ力の凄さに驚きました。強靭な体幹やバランス感覚もないとできない動きなんでしょうね。体に無理をかけながらしていないかなと勝手に不安になりました。笑無理は良くないとやっとわかってきたので気になるんですね。でもエネルギーを感じることができました。

 

そして自分でも驚いたのは、ティモンとプンバが一緒に絡んでいるシーンで、勝手に口角が上がってスマイルの口みたいに笑っていたこと!可愛くて、無意識に笑えてた。二人の掛け合いがお笑い漫才のようになっていたことと、俳優さんの声や話し方や動きがピッタリマッチしていたんですね。ティモンとプンバが登場しないとストーリー的にも進まないし、ムードメーカー的な役割がいることで作品が盛り上がるのかと思いました。これってテレビ番組でも共通しているなと思うのですが、1時間ほどの時間でお客さんが見飽きないように、いろんな役割の演者がいて、ムードメーカーが盛り上げる。ティモンとプンバは主役ではないですが、キーパーソンでもあり、お客さんを笑って楽しませる役割を任されたキャラクターなんだと思いました。

この舞台でティモンとプンバが大好きになりました。